この部分が薄くなる

 


 

ABAC温風低圧塗装機による家具・建具塗装は作業現場のスペースをより広く使うための『すばやい塗装作業』と『効率化』を両立。

もちろん、優れた低飛散性能(塗着効率約90%)は作業場の環境を改善します。

また、凹凸や入り隅の多い引き出し、棚、額縁等の複雑な形状にも対応出来るよう、技術的にもかなり特長が現れてきます。
それは、材料である木は常に呼吸をし、生きている材料の吹き付けは、工程も多く手間隙をかける仕上げとなることを理解しているからです。




家具・建具の多くは組み立て後の塗装のため、複雑な形状が多く入り隅部の塗装が必要となります。
従来のスプレーガンでは、スプレー圧力の影響により、入り隅の置奥の部分まで塗料が到達しにくく、ラインを引いたように隅の部分が透ける問題点があります。
温風低圧塗装では、吹き付け圧力を下げ風量を多くすることで、この隅の部分まで塗料を到達させ、額縁等のコーナー部分やお盆等の少ない立ち上がり部分でもトメ部分の塗料ダマリ・タレを防ぎます。

また、箱物の中を塗装する場合、従来塗料ミストは吹き付けする側へ集中的に跳ね返ってきましたが、温風低圧塗装では、その塗料ミストは1/3に軽減できます。

『従来の問題点』
エアー圧力の干渉が、隅の奥まで塗料が運ばれない原因となります。



従来のスプレーガンでは、柱や箱物外面を塗装する時、良く見受けられる問題点は、四面仕上げをする場合、二面ずつ仕上げて行き、後の二面を仕上げる場合先に仕上げた二面へ塗料ミストによるザラツキ(ミスト付着)が起こりやすい事でした。
これは従来の塗装機では、塗装物から外れたパターンは、エアー巻き込み現象を起こしせっかく仕上げたほかの二面をミストによつてザラ付かせていたことが原因と考えられます。
温風低圧塗装では、この「エアーの巻き込み」を無くす事が出来ます。
超低圧による塗装が、角部でのエアー渦の発生を抑えるため、仕上げ面以外の面にはスプレーミストが付着しません。



ABAC社製温風低圧塗装機では大量のエアーにより対象面をエアーで刷毛のようにしごきます。このブラッシング効果は、木の導管へ塗料が入り込み、気泡・毛羽立ちも出にくくさせる効果があります。
例えば、生地着色の場合、ワイピングすることが原則ですが、工場によっては吹き付けでシーラーにステインを混合してスプレーする方もいます。
この場合従来の塗装機とまったく同じ条件で比較しますと当社の塗装機の方が木目がハッキリと出てきます。


*着色塗装でもスプレーパターンが均一のため、ワイピングが楽になる。
*刃物溝(彫刻等)へも塗料がよくはいる。
*箱物の内側を吹く時、周囲への飛散が少ない。
*サンディング塗装では大量のエアーで対象面を押さえつけるので導管の中まで良く浸透する。
*ケヤキ等に吹いても目はじきが少ない。
*入り隅に塗料が均一に入る
*テーブル塗装等では側面に塗装ミストが巻き込まない。
*目止め着色の作業も向上し、塗料の使用量が従来の1/3程に減少する。
*什器類の塗装も、吹き返りが少なく塗装出来る。

*カシューからウレタンまで塗装ができる。
 (高粘度のカシュー下地も吹き付け可能)
*サオの種類に合わせて、塗り幅を選べる(1cm〜20cm)その結果、建具を組んでからも塗装が出来る。
*厚塗りしても、温風塗装のため縮みの心配が少ない。
*建具の入り隅まで塗料が入る。
*周囲への飛散が少ないので、換気設備も低価格。
*欧風ドアの着色、サンディングシーラー、クリアー等の作業に最適
*ガラリ扉なども、仕上がりが良い。
*圧送タンク等の塗料配給機器との接続も出来る。

ノズル口径 用途
φ0.5mm ステイン(着色)
φ0.8mm ステイン(着色)、ラッカー、ウレタン(補修)、カシュー(小物等の細かいもの)
φ1.0mm ラッカー、ウレタン、カシュー、(アミノ酸:仕上用)
φ1.2mm ラッカー(大面積)、ウレタン(大面積)、カシュー、サンディングシーラー、(アミノ酸)
φ1.5mm サンディングシーラー、サフェーサー、カシュー中塗り
φ1.8mm、2.0mm カシュー下地、サンディングシーラー、サフェーサー、ポリウレタン、エナメル
φ2.5mm3.0mm スプレーボンド(水性は3.0mm)、ポリエステル系、カシュー下地、サフェーサー(高粘度)

※参 考:
○スプレー距離:
濃い粘度は15cm〜20cm位
薄い粘度は20cm〜25cm位

○代表的な粘度と距離の関係:
塗料の種類(代表例) ノズル口径 岩田NK-2カップ粘度 ガン距離

着色(ステイン)

0.8mm

10〜13秒

20〜25cm

サンディングシーラー

1.5mm〜2.0mm

20〜25秒

15〜20cm

クリヤー

1.0mm〜1.2mm

13〜18秒

15〜20cm

ノズル口径を変える事により、吐出量とパターンが変わります。

※シンナーの使用例:
塗装をする場所の温度によって、使用するシンナーの乾燥スピードを変えて下さい。塗装の仕上げ面が変わります。(特に夏場)
ラッカー塗装の時、室温が25℃以上の場合リターダーを5〜15%以内で調整して下さい。
ウレタン塗料の場合、室温が10℃以下の場合は速乾シンナーを使用して下さい。
以上、
当社の塗装機を上手に使用する点は、塗料粘度、ノズル口径、ガン距離の3点が特に大切です。

※上記の粘度計秒数は、アネスト岩田製NK-2カップでの測定値です。

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